江東区 夜勤専従看護師

内科クリニックで働いています

小さな、地元に長くある内科クリニックに勤めています。

 

町の真ん中のような場所にあるのですが、建物も昭和の作りで、外観はとても重厚な感じで、レトロな雰囲気です。

 

窓も木の枠だったりします。

 

昔はこの辺りには大きな幹線道路などなかったそうなのですが、今は、ひっきりなしに車が走る大きな道路が目の前にあります。

 

昔ながらの診療を続けている先生なので、体温を測るのも水銀の体温計。

 

10本常備しています。

 

新患で来られて方は必ずといっていいほど、水銀の体温計に驚かれます。昭和を子ども時代過ごした方は、懐かしがってくださりますが、小さなお子さんはこれが体温計なの?とまじまじと見たりしています。

 

だいたい15分程度かけて測ってもらうので、それだけで、時間は経過します。

 

なので、患者さんは正直あまり多くないです。

 

でも、昔からずっと通われているご高齢の方達が割と定期的に来られ、基本的な健康管理チェックをして、先生とお話されて、安心して帰られます。

 

ある若い女性は会社勤めのストレスからか、頭痛や吐き気、胃の痛みが取れない、ということで来院されました。

 

体温は必ず測ってもらうのですが、ゆっくりと体温を測ることそのものに、最初は困惑された表情ですが、少しずつ表情が和らいでいかれました。

 

先生は、丁寧に話を聞いた後、聴診器で検査した後、ベッドに横になってもらい、丁寧に痛いとおっしゃるところを触診されて、「毎日大変ですよね…」と声をかけていらっしゃいました。

 

どこも医学的に治療を必要とする部分は見つからなかったのですが、患者さんが来られた時に見せていた、緊張されていた顔が本当に落ち着かれていて、最先端の医療には遠いクリニックになるのかもしれないけれど、こういう町医者も大事なんだろうなと思いながら働いています。